実写化について
日付変わって昨日、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の実写化を観てきた。
わたしは原作者である赤坂アカのファン、っていうか信者なので、原作やアニメは全部買ってるし、なんなら彼の前作のコミックスやイラストのポスターとかも揃えている。
昨日が公開日で、映画の前に初日舞台挨拶もあったのでそれも観た。
館内のほとんどはジャニオタのようで、私みたいなガチガチの原作オタクは見た感じだと周りには少なかった。
映画の内容は原作にとても忠実で、終盤だけオリジナル展開になっていた。
テンポ感も良く、コメディも面白かったので映画館は爆笑の渦に包まれていた。私もゲラゲラ笑ってた。
「かぐや様を語りたい」に出てくる紀かれんやみそちゃんっぽいキャラが登場したり、作中の学校の学長が無駄に原作に寄せてたりした点もファン的に面白くて、製作陣の愛を感じた。
つまり、普通に面白かった!
多分、原作が無ければ☆5.0中☆3.5〜7くらいはあっていいかなって感じ。
そう、原作が無ければ。
実写化映画によくあること、それは
原作厨のオタクが実写化って時点で必ず評価を下げる
完成したものがそこそこ面白かろうが、実写化というだけで「どうせ2次元には敵わない」「俳優を売って儲けたい企業のダシにされた感がある」的な理由でレビューサイトで☆1,2個分くらい評価を下げる。
それでレビューサイトとかの情報を参考に、観るかどうかを決める人が観ない選択肢を選ぶのは、本当に悲しい!
「かぐや様」に限らず、「銀魂」「進撃の巨人」「GANTZ」などマジで普通に面白いのに原作と少しでも違うから低評価を下されている実写化映画は多いと感じる。
アラジンやスパイダーマンだって立派な実写化なのになぜなのか…
それで私が納得いかないのは、
見てもいない人が勝手にクソ作品だと思い込んでいること
原作には原作の、アニメにはアニメの、実写には実写の良さがあるのに、なぜか実写だけ不当な評価を下されやすい気がする…
そういうの抜きにして評価することができないのだろうか…
理不尽で残念で悲しい。
せめて見てから叩こうよ
「嫌い」に身を任せて批判するのよくない。
なんていうかあれは、実写化ってのは私は究極のコスプレだと思うんですよね。
好きなキャラが同じ次元にいるの嬉しくない?
しかも原作と同じセリフ言ってくれんの。
名シーンを3次元に持って来てくれる、それが実写化の最大の良さだと私は思います。
これからももっと面白くて魅力的な実写化映画が増えればいいなと思う。
実写「かぐや様」は先ほど書いたとあり原作に忠実なので、むしろファンに見てほしいと思った。
なんだかんだ笑っちゃうと思う。
ここまで怒りと悲しみにまかせて長々と書いたけど何が言いたいかというと
かぐや様原作者の赤坂アカは前書いてた漫画「-ib-インスタントバレット」の連載を再開して
もう打ち切られて5年くらい経つけどずっと待ってるから